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掃除機のおすすめ徹底比較!選び方のコツから注意点まで!【2017年版】

      2017/02/01

シンプルなように見えて実は意外と選びにくい掃除機、ぱっと思いつくだけでもサイクロン・紙パック・コードレス・スティック、更に各メーカーごとに価格帯もバラバラ。いざ買ってみたら全然吸わない!利用環境にあってない!なんて事があっては悲惨ですよね。

ここではまず用途・環境に適した掃除機の選び方を、気をつけなくてはいけない点も含めて、大きく3つに分けて紹介していきます。

それらを踏まえた上で現行全機種から選び抜いた、量販店スタッフが店では様々なしがらみからなかなか言えない、本当のおすすめ掃除機をご紹介!

 

なお、余計な事は徹底的に省きましたがそれでもかなーり長い記事になってますので、途中まで読んで続きはまた後日、とかでも良いかと思います。

メリットは青文字、デメリットは赤文字、その他強調部分はピンクで書いていきます。

 

キャニスタータイプとコードレスタイプ(スティックタイプ)掃除機の違い、選び方は?

まずは形状的な違いからくるメリットとデメリットで考えてみましょう。

ここでいうキャニスタータイプというのは、ごく一般的な形状をした掃除機の事です。

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コードレスタイプはほとんどがスティックタイプを指し、こんな形のヤツですね。

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利便性だけで言えばコードレスが圧勝のようにも見えますが、意外とそうでもありません。ざっとそれぞれの特徴を挙げてみるとこんな感じ。

キャニスタータイプ掃除機の特徴

  • 吸引力が強い
  • コストパフォーマンスに優れる機種が多い
  • 容量が大きく、ゴミ捨て・手入れの頻度が低め
  • オプションパーツを使えば狭い場所・高所、布団掃除など用途が幅広い
  • 本体が大きい分、狭い空間での取り回しはしづらい

コードレスタイプ掃除機の特徴

  • 本体を別に持ち歩く必要がない為、狭い空間でも邪魔にならない
  • 中価格帯以上は部屋に置きっぱなしでも問題が無いようなデザイン性重視のモデルが多い
  • キャニスタータイプと比べると吸引力は弱い(同価格で半分以下程度)
  • 物理的な問題からゴミ捨ての頻度は高い
  • 充電容量という時間的制約がある
  • バッテリーがヘタってくると交換が必要(大体2~3年ぐらい、5,000円~8,000円程度)

こんな感じになります。言ってしまえばあちらを立てればこちらが立たずといったところですが、掃除機選びの基本的な考え方としてはキャニスタータイプを中心に選んだほうが性能的な満足度は高いです。

一般的なイメージとしてはコードレスは一体型で軽くて手軽で便利というイメージがあると思いますが、実際のところ常に本体を持ち上げている分、キャニスタータイプよりも掃除をする際は疲れます。更にゴミ捨てや手入れの頻度は高いので手間もかかります。確かに手軽だけど思っているほどは手軽じゃないといったアイテムなので、向き不向きを考えて選ぶべきです。

 

もちろん、性能を犠牲にしてもコードレスの利便性は環境によっては最適解になる場合もあります。例えば家具類・モノが多く床面積を圧迫しているとか、ワンルームやマンション住まいなどで物理的スペースに余裕が無い場合です。目安としてはキャニスタータイプの掃除機本体を手で持ち歩かないと頻繁にモノに引っかかったりして移動出来そうにないなら、コードレスタイプの利用がおすすめと言えます。

そんな環境では大きい本体引きずって掃除をしてもストレスが溜まるだけですし、更に環境がフローリング中心ならばコードレスタイプの吸引力でも特に問題はありません。

 

一方、カーペットが中心、ペットを飼っている、花粉症やハウスダスト系アレルギーを持っているといった場合は、ある程度以上の吸引力が必要になってくるので、コードレスタイプの掃除機ではなくキャニスタータイプを強くおすすめします。

 

 

サイクロン式掃除機と紙パック式掃除機の違いと選び方

掃除機で一番大事な吸引力を決める大きな要素であるこの2つですが、なんとなく漠然としたイメージではサイクロン式掃除機=吸引力が強いといったイメージを持たれてる方が多いかと思います。

その一方で掃除機を探しにくる方の中には以前買った掃除機がサイクロン式で、それが全然吸わなくて二度と買わんと心に誓って来られる方も実は結構な割合でいます。

実際サイクロン式の吸引力はどうなのか、紙パック式の掃除機とどちらが便利に使えるのか、続いてはこれを考えてみましょう。

 

吸込仕事率とは?

とその前に、掃除機のカタログやスペックを見ていると出てくる、吸込仕事率という数値(200ワットとか600Wとか書かれてます)があるのはご存知ですか?

これは簡単に言ってしまえばどれだけ掃除機に吸い込む力があるかを数値で表したものになりますが、見比べる際に気をつけなくてはいけないのが吸込仕事率が大きい=吸引力が高いという訳では無いという事です。

 

具体的に例を挙げると、一般的な紙パック式掃除機の場合で600W前後の吸込仕事率があります。そして吸引力で有名なダイソンはどれぐらいあるかというと、実は200W前後しかありません。

なら実はダイソンってショボイ?やっぱりサイクロン式なんてダメだったんだ!という訳でもないのでご安心下さい、吸引力だけで言ったらダイソンは間違いなくトップクラスに吸います。

掃除機の吸引力は何で決まるのか?

実際の吸引力はフィルターの目詰まり、ヘッドの構造、紙パック自体の抵抗、溜まったゴミの量など様々な要因で徐々に落ちていきます、これは風の通り道が阻害されている訳ですので、当然といえば当然ですが。

特に紙パック式はそれが顕著で、換えたばかりのパックとゴミで満タンのパックではかなりの差が出てくる事になります。紙パック式の掃除機を使ったことがある方なら体感として分かると思いますが、交換したらぐんぐん吸い込むようになるのはその為です。

 

一方でダイソンを筆頭としたサイクロン式掃除機はそもそものコンセプトが違います。紙パック式は「目詰まりで吸引力が徐々に低下するならば、それを見越した吸引力で吸えばいい」といういわば力技なのに対して、サイクロン式は「そもそも目詰まりしなければいいんだろ?」という発想の機種です。実際の掃除には200W程度の吸込仕事率で十分だから、そのパフォーマンスを極力維持出来るように設計されています。

 

なのでサイクロン式、紙パック式のどちらが良い・悪いというものでもないので、価格帯やあなた自身の性格によって選ぶのが良いでしょう。一つだけ言えるのは安すぎるサイクロン式は避けたほうが良い、という事だけです。

 

さて、では本筋に戻って結局サイクロン式と紙パック式掃除機はどんな環境に向いてるのかをメリット・デメリットを挙げてまとめてみましょう。

サイクロン式掃除機のメリット・デメリット

  • 吸引力が安定しているので、安定したパフォーマンスを発揮できる
  • 紙パック代がかからないので、ランニングコストが安い
  • コンパクトなモデルが多い
  • 頻繁なゴミ捨てが必要、一方その為に嫌な臭いは出にくい
  • ゴミを捨てる時にホコリが舞いやすい
  • (機種によっては)こまめなフィルター手入れが必要
  • (機種によっては)ほとんどゴミを遠心分離していないなんちゃってサイクロン式がある

紙パック式掃除機のメリット・デメリット

  • 昔からある構造の為シンプルなので分かりやすい
  • 紙パックが満タンになるまで特に手間がかからない、一方嫌な臭いは出やすい
  • ゴミ捨てや手入れが簡単
  • 紙パック代がかかる、かといって格安紙パックでは排気で細かいゴミを撒き散らす場合が多い
  • 本体が大きい傾向にある

 

概ねこんな感じになります。選び方としては、こまめなゴミ捨てや手入れが苦にならないならばサイクロン式、数ヶ月に1度程度しかそんな面倒な事はしたくないならば紙パック式がおすすめだとよく言いますね。

サイクロン式だと1回に取れるゴミの量が目に見えて分かるので、掃除のモチベーションが上がる!という人も結構いるみたいです(笑)

あとはペットを飼っていて毛が大量に落ちている場合などは紙パック式だとすぐ一杯になり非経済的なので、サイクロン式が少し優勢でしょうか。

昔ならいざ知らず、今なら国内メーカーでもしっかり吸える掃除機は増えてきているので、サイクロン式というものになんとなく惹かれるならそれで選んでもいいですし、全く拘りなくとりあえずコスパが良いものが欲しいならば紙パック式を選べば間違いありません。

 

また、もう1つの目安としてはサイクロン式で探す場合、最低でも2~3万以上の価格帯になると考えたほうが良いでしょう。それ以下に抑えたいならば紙パック式を中心に探す事をおすすめします。

サイクロン式はまともに作ると構造的にパーツ数が多くなるので、低価格帯にはそもそも向いてません。低価格帯のサイクロン式には不満点が多く、中にはサイクロン式と言っているだけで実際は細かいチリなど分離出来ず、かなり頻繁なフィルター手入れを必要とする割に吸引力も低い、言ってしまえばメリットがゼロのサイクロンという看板だけ掲げた地雷機種も結構な数あります。

 

なので、例えば1万を切ったサイクロン式スティックタイプ掃除機などは考えうる中で最悪に近い家電の買い物だと思って下さい。どうしても買いたいというなら止めはしませんが、絶対におすすめはしません。

 

具体的なおすすめ掃除機については下記で触れるので、詳しくは後ほど。

 

 

掃除機のヘッド部分は超重要

さてさて、続いては3大選び方ポイントの3つ目、ヘッド(掃除機の吸い込む部分の事)の種類についてまとめていきます。

ヘッドの種類は大きく分けて3種類あり、選ぶ際の基準としては軽視されがちですが実際の使用感に直接繋がってくる部分なので、実は掃除機選びの上ではかなり重要なポイントとなります。

パワーヘッド(自走式ブラシ)

自走式ヘッド

ヘッド内部にモーターが搭載されており、ブラシ自体が回転する構造になっているタイプ。今は中価格帯以上なら大体パワーヘッドが搭載されており、予算さえ許せばコレを選んでおけば間違いがない。

毛の密度も高く、カーペットに絡んだゴミを取り除く効果・フローリング上では床を拭く効果が期待出来る。

特に上位のモデルはブラシの回転力によって、自動的にヘッドが前に進むような作りになっており、ほとんど力をかけること無く掃除が出来てラクチン。

エアタービンブラシ

エアタービン式ヘッド

昔からある、吸い込む際の風力によってブラシが回転する構造になっているタイプ。すぐに髪やゴミが絡んだりして回らなくなる為、ないよりはマシ程度、カーペットの上ではほぼ無力。

価格を抑えたい場合で、ほぼ全面フローリングならまぁアリかな?程度。

ブラシ無し

吸い込み口だけのタイプ。ハンディタイプや一部スティックタイプ、低価格帯の機種にはまだ存在している。

メインの掃除機としては力不足なので避けた方が良い、補助的に使う2台目などに。

 

 

以上3タイプになりますが、ブラシに関してはパワーヘッドが圧倒的に優秀で、どうしても価格を抑えたい場合のみエアタービンが選択肢に上がってくる、といった考え方で良いでしょう。

掃除機がどれだけゴミを吸えるかに最も影響してくるのがこのヘッド部分です、正直一番大事と言っても過言ではありません。

いくら吸引力が高くてもヘッド部がガバガバではゴミは全然吸えません。ジュースを穴の空いたストローで飲もうとしても全然吸えませんよね?それと同じです。

 

更にカーペットやラグなどを敷いている場合、絡みついたゴミはただ吸うだけでは意味がなく、物理的に掻き出さないと満足に取れません、畳の場合も同様です。これらのゴミを床から浮かして、吸い込めるようにするのがヘッド部分の役割になります。

フローリングの場合も同様で、ただ吸っただけでは静電気などで床に張り付いたホコリはなかなか取れません。これもブラシで掃く事で効果的に吸い込めるようになるのです。更に、パワーヘッドの場合は毛の密度も高めなので乾拭きと同じような効果が期待できます。

 

さほど広くないとか、フローリングがほとんどといった場合はまだエアタービン式の掃除機でも良いかもしれませんが、吸引力を求める場合や掃除をする面積が広い場合は極力パワーヘッドの機種を選ぶ事を強くおすすめします。基本的にパワーヘッドが上位互換といった認識で間違いありません。

 

 

さて、キャニスターorコードレス、サイクロン式or紙パック、なんとなくどんな掃除機を選ぶかは決まってきたでしょうか?

前置きが非常に長くなってしまいましたが、ここからは実際に掃除機をタイプ別におすすめしていきたいと思います!

キャニスタータイプ・サイクロン式のおすすめ掃除機

紙パック式なら大体どれも似たような構造なのでよほど変な機種を選ばない限り不満は少ないですが、サイクロン式は別です。

  • ダイソンを筆頭に採用されている、ゴミを遠心分離する事でフィルターまで届かないようにする本格的サイクロン式
  • 中価格帯に多い、大きいゴミだけ遠心分離し、細かいチリはフィルターで処理する擬似サイクロン式
  • 低価格帯に多い、ただゴミを回転させてるだけでろくに遠心分離出来ていない偽サイクロン式

どうせサイクロン式を選ぶなら当たり前ですが一番上の製品を探すべきです、性能と手入れの手間が段違いですので。

 

DC63 モーターヘッド コンプリート:ダイソン

DC63

まず最初はサイクロン式掃除機の代表と言って良いダイソン製品です。モーター開発にウン十億単位で突っ込んでいるだけあり、吸引力は間違いありません

しかし、過去モデルが継続販売されているせいでどれを買って良いのか分かりづらいのがダイソンの欠点でもあります。高いから最新モデルは買えない…、安いモデルがあるからそれにしよう!なんて選ぶと実は極端に古いモデル(某テレビショッピングとかでよく見かける)で、吸引力もより安い国内メーカー品に負けてる事もあります。

テレビでよく見かけるダイソンデジタルモーターV4を搭載し、性能が跳ね上がったのがこのDC63からなので、買うならこれ以降に発売したモデルにしましょう。

 

特徴としては、さすがにサイクロン式掃除機の開発に力を入れているだけあり、フィルターの目詰まりに悩まされることのない本格的なサイクロン掃除機の1つです。

また、布団用ノズルもついているのでレイ○ップなどを別に買う必要性も薄いでしょう、そういった意味ではお買い得です。

デザインも全体的に丸っこく、車輪がボール状になっている為に家具に引っかりにくいといったメリットもあります、何より漂う高級感はダイソンならでは。

一方で、日本製掃除機と違い微妙な使いづらさはあります。例えばヘッドを例に挙げると壁際ギリギリは吸えないとか、極端に床にヘッドを密着させる事で吸引力を確保しているので、米粒状のものは吸い込めず弾いてしまうとか。

いわゆるエコモードやハウスダストセンサーのようなものもありませんし、コストパフォーマンスはお世辞にも良いとは言えません

 

このようにダイソン製掃除機は手放しにオススメできるタイプではなく割とピーキーな作りになってますが、それでもやはり間違いのない吸引力と本格的なサイクロンは魅力的です。吸引力が欲しい場合、デザインに惚れたという場合、予算が許せば有力な候補となるでしょう。

 

ダイソン DC63はこんな人にオススメ!

  • サイクロン式、ダイソン製品になんとなく憧れている人。
  • とにかく吸引力が高い掃除機が欲しい人。
  • どうせ買うならカッコイイ家電が欲しい人。

VC-MG600、VC-MG900 トルネオV:東芝

VC-MG600

有名っぷりからダイソンを先に出しましたが、こちらが本命。続いてのおすすめサイクロン式掃除機は東芝製のトルネオVより。

国内製の本格的なサイクロンが搭載された機種で、フィルターを廃止したフィルターレスサイクロンが採用されているので手入れは比較的楽な部類になります。サイクロン部分の丸洗いも可能。

その吸込仕事率は200Wと、サイクロン式として十分な吸引力があります。

 

更にヘッド部分が自走式ヘッドなのはもちろん、ローラーがイオンファイバーヘッドというフローリングのザラつきに効果がある「拭き掃除」機能も持っているのが特徴です。

また、センサー類も充実しており「今吸っている場所がキレイになったかどうか」をランプで分かりやすく示してくれるゴミセンサーが搭載されているのも特徴です。この機能はかなり好評で、掃除のモチベーションに繋がるとよく言われてますね。東芝とパナソニックの上位機種のみに搭載されています。

ダストボックス容量も0.4リットルと比較的大きく、更にサイクロンの余波を用いたゴミの圧縮機能(1/5まで圧縮)までついている為、一戸建てでも十分活躍出来ます。これは他を圧倒すると言って良いでしょう。

 

単純な吸引力だけで言うとヘッドの床面密着がダイソンほど激しくないので劣りますが、その分米粒状のゴミや猫砂なども取りこぼさず吸えます。国内メーカーだけあって利便性を重視した機種と言えるでしょう。

特に目立った欠点もなくコストパフォーマンスに優れる為、サイクロン式掃除機を探す際はまずオススメできる機種となっています。

 

東芝 MG-600、MG-900はこんな人にオススメ!

  • 一戸建てなど、広い面積の掃除をする人。
  • ペットの毛ですぐに掃除機が一杯になる人。
  • アレルギー体質など、ハウスダスト対策をしっかりしたい人。
  • コスパの良いサイクロン式掃除機が欲しい人。

MG-600とMG-900の違いとしてはアタッチメントの違いのみで本体性能差は特にありません。電動ふとんブラシや、高所用のロングアタッチメントが欲しいならばMG-900で、必要無いならばMG-600が良いでしょう。

色はグランレッド(-R)とメタリックピンク(-P)の2色です。

色はグランレッド(-R)とターコイズブルー(-L)の2色です。

 

 

キャニスタータイプ・紙パック式のおすすめ掃除機

紙パック式には長年の実績があり、やはり完成した家電としての安心感があります。しかし全く変化がない訳でもなく、ここ数年ではヘッド部分や目詰まり対策などしっかり発展している面もあるのが紙パック式の良い所。

似た系統ばかり紹介しても分かりづらいだけなので、タイプごとに最もコスパがよくおすすめ出来るものを紹介していきます。

CV-PC30 かるパック:日立

CV-PC30

まずは日立の紙パック式掃除機、かるパックからです。

何よりもまず目を引くのがその吸込仕事率、最強クラスの680W!厚いカーペット上でも内部に潜むハウスダスト類に対処する事が出来る十分なパワーを持っている機種になります。

そして最大の特徴と言えるのがヘッド部分になり、普通ならば強すぎる吸引力は床に張り付くだけで満足な掃除が出来ないものですが、この機種はヘッド上部から取り入れた空気を床面に吹き付け、ゴミを浮かせて吸い込みやすくする「ジェット吸引スマートヘッド」を採用している為に張り付きが少なく、更にヘッド自体も自走式パワーヘッドの為、ストレス無く軽い力で強い吸引力を活かす事が出来ます。

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また、普通はヘッド前方以外のゴミは弾いてしまいますが、日立の場合「4方向吸引機構」もついており、ヘッドを引く時もゴミを吸引する事が出来るのが特徴です。更にヘッドの可動範囲もかなり広く、普通は床に寝かせた時ベッタリと持ち手までくっつける事は出来ませんが、この機種は90度曲げられる為にベッドの下、ソファーの下など普通は届かないところまで入れる事が可能です。

このように、ヘッドが極めて優秀な掃除機と言えるでしょう。

 

紙パック式の宿命として、ゴミが溜まってくると吸引力が落ちるのは避けられませんが、それを緩和するために掃除機のコードを巻き戻す力を遣い、紙パック上部についたチリを下に落とす「パックチリ落とし機構」までついています。

 

集塵容量も1.7リットルと、紙パックを無駄遣いすることのない十分な容量があります。本体サイズは特に小型ではないですが、これも大きいというほどでもありませんね。むしろ少し小型の下位機種よりもヘッドが優秀な分、実際の取り回しを考えると操作性はこちらが上になるでしょう。

 

 

目立って欠点もない優秀な機種ですが、強いて挙げると静音性はあまり高くありません。特にうるさいというほどでもないので、普通ぐらいでしょうか。

あとはフィルター性能が高い為か、紙パック代が少しだけ他より高めです。ただ、掃除機の寿命に大きく影響する為出来れば純正品の使用をおすすめします。といっても数ヶ月に1度交換する程度なので、せいぜいランニングコストは1年で1袋(5枚)で500円前後といったところでしょうか。

 

余談ですが、日立のサイクロン式にも同様のヘッドが使われている為、さぞ優秀なのだろう…と思いきや。なぜかサイクロン方式が最上位でもフィルターレスではなく擬似サイクロン止まりという致命的な欠点があるので、日立のサイクロンは正直微妙と言わざるを得ません。紙パック式はこんなにも頑張ってるのに…どうしてこうなった。

 

「サイクロン式でも紙パック式でもなんでもいいからちゃんと吸って、コストパフォーマンスが良い掃除機が欲しい。」と言われたら迷わずこの機種をおすすめします。

 

日立 CV-PC30はこんな人にオススメ!

  • 掃除機は吸引力が高くてなんぼという人。
  • ハウスダスト系アレルギー体質の人。
  • 掃除機の手入れなんて最低限以外したくない人。
  • とにかくコストパフォーマンスが良いものが欲しい人。
  • 掃除機選びに疲れた人。

色はシャンパンゴールド(-N)とレッド(-R)の2色です。

 

TC-FXE8P:三菱 ビケイ

TC-FXE8P

紙パック式はどうしても大型になる傾向があり、本体重量3.5kg~4kgの機種が多く女性やお年寄りには持ち歩くのがしんどい一面もあります。

その中でこのTC-FXE8Pは本体重量2.4kgハンドル部全て含めても3.8kgと、小型・軽量の機種として人気があります。スティックタイプで2.5kg前後が一般的なので、それと比べても軽い事が分かるでしょう。もちろん吸引力は比べるまでもなくキャニスタータイプのこの機種が上です。

しかもこの重量でも自走式パワーヘッド搭載なので、掛け心地は非常に軽く快適な掃除が出来る機種ですね。

吸込仕事率も500Wと小型機種にしてはかなり強い部類に入るので、パワーヘッド搭載と合わさり集塵能力は高いと言えるでしょう。

一方、本体サイズが小さいので集塵容量は1.5リットルと15%程度小さめですが、これは小型化の宿命なので諦めましょう。むしろ小型機種の中ではそれなりに大きい部類とも言えます。

 

他に同系統の機種として、パナソニックのMC-JP510Gという最軽量モデル(本体重量2.0kg)がありますが、お値段が倍近くする上に吸引力も200Wほど低い、集塵容量も1.2リットルなど、あまりコストパフォーマンスが良いとはいえないので、総合力を考えると小型機種で探している場合はこのTC-FXE8Pがおすすめ出来ます。

 

また、1つ下のモデルにTC-FXE7Pがありますが、ヘッドが自走式ではなくなる為にかけ心地はかなり重く感じるようになります。実売で3千円程度の差なので、このモデルのほうがお買い得と言えるでしょう。

 

三菱 TC-FXE8Pはこんな人にオススメ!

  • 持ち運びが楽な機種を探している人。
  • 1階、2階の移動が多く、重い機種だと面倒な人。
  • 小型機種の中でも安い機種を探している人。

色展開はメタリックシルバー(-S)とローズピンク(-P)の2色です。

 

コードレスタイプ(スティックタイプ)のおすすめ掃除機

重い本体を引きずって掃除するのはもう疲れた、そんな人用のコードレスタイプ掃除機。キャニスタータイプに比べるとどうしても吸引力は劣りますが、それでも圧倒的な利便性はやはり魅力ですね。

しかし、コードレスタイプこそしっかりと選ばないと、ロクにゴミを吸わない機種が地雷のように埋まっていますので気をつけましょう。というかコードレスでそれなりの吸引力を求めるならば正直数機種くらいしかないのが現状。

V6 Motorhead、V6 Fluffy:ダイソン

V6-Fluffy

さて、まずはいつの間にかキャニスタータイプよりもコードレスタイプ掃除機のほうが圧倒的に売れるようになっていたダイソン製の機種から。

誰もが知ってる有名っぷりですが、コードレス機種内で比べた場合その性能はかなりまともです。近年は特に小型・軽量化に力を入れてるだけあり吸込仕事率は100Wと、さすがにキャニスターに比べると見劣りしますが他コードレス機種と比べて吸引力に関しては頭一つ以上抜けてると言って良いでしょう。

また、ティアーラジアルサイクロンテクノロジーにより15個の小サイクロンを用いた本格的サイクロン式の構造をもつので、吸引力が変わらず維持出来る上、フィルターの目詰まりも最小限で抑えられるのがダイソン製品のウリと言えるでしょう。

 

吸引力に大きく関わるヘッド部分は独自名称がついてはいますが、いわゆるパワーヘッドになります。自走式では無い為、軽い力でスイスイというタイプではないですね。

ここで2機種出しているのはそれぞれこのヘッドの違いなのですが、これが大きく異る為詳しく触れていきます。

上のキャニスタータイプの項でも挙げましたが、ダイソンの場合はヘッドを床に強く密着させ吸引力を確保しています。これにより他と比べて圧倒的な吸引力を出せますが、お菓子のカスや猫砂、米粒など大きめのゴミは吸えずに弾いてしまうという弱点がありました。

V6 Motorheadがその従来のタイプになりますね、こちらのほうが5,000円ほど安いです。

一方、V6 Fluffyに関してはソフトローラークリーナーというその弱点を解消したヘッドが搭載されており、柔らかいナイロンフェルトで覆われたローラーにカーボンファイバーブラシが4列埋め込まれた作りになっていて、開口部が下の画像の通りかなり広くなり、ある程度の密閉性をたもったまま今まで苦手だったタイプの大きなゴミもしっかりと吸える構造になっています。

V6-Fluffyhead

もちろんこのヘッドが万能というわけではなく、カーペット上での吸引力はMotorheadのほうが上ですので、床のタイプに応じて選び分けて下さい。

 

 

また、最新機種のV8シリーズが発売していますが、さすがに値段がまだ高いので落ち着くまではV6で良いと思います。

V8の変更点としては吸引力15%アップ、充電時間が20分→40分、ダストカップ35%大型化、一方で重量は500gほど増加と、もちろん性能は上がってますがそこまで大きな変更はありませんでした。強いて言うのであれば家が広く、充電時間20分ではとても足りない場合はV8か他メーカーのものを選ぶと良いでしょう。

 

ダイソン V6 Motorheadはこんな人にオススメ!

  • コードレスタイプでもしっかり吸える掃除機が欲しい人。
  • 床の殆どがカーペット・絨毯で覆われている、もしくは畳な人。
  • ホコリが主であまり大きなゴミは出ないなーという人。
  • カーペット内部に潜むハウスダスト対策をしっかりしたい人。

 

ダイソン V6 Fluffyはこんな人にオススメ!

  • コードレスタイプでもしっかり吸える掃除機が欲しい人。
  • 床の半分近くがフローリングな人。
  • 米粒、猫砂、お菓子の食べこぼしなど、大きめのゴミが多い人。

 

一応参考にV8も貼っておきます、安くなってきたらこっちでも。

 

VC-CL1200、VC-CL200:東芝 トルネオVコードレス

VC-CL1200

続いては国内メーカー東芝より。

ダイソン対抗馬として出しているだけあり、サイクロン部分は「パーティカルトルネードシステム」という、1つの大サイクロンと複数の小サイクロンでゴミを遠心分離する、ダイソン同様の本格的なサイクロン式を採用しています。

モーターの回転数自体も11万回転/分とダイソンに引けを取りませんし、ヘッドはモーターヘッド採用なので十分な清掃力があります。その吸込仕事率自体は非公表ですがヒマを見つけては実機を弄り倒した感触では、ダイソンの次に吸うコードレスタイプとしておすすめできます。

他に同系統の対抗馬としてシャープのFREED EC-SX210なども考えましたが、そちらだと細かいゴミはフィルターで分離する擬似サイクロン式なので、掃除の手間が段違いに増える事を考えて東芝がおすすめ。

 

そしてダイソンにはない魅力として挙げられるのは、やはり国内メーカーらしい利便性でしょう。

まず1つがその軽さ、1.9kgはコードレスタイプでもかなり軽い部類になります、サイクロン式コードレスでは最軽量。

サイクロン式だと気になるダストボックス容量は0.2Lですが、この機種はゴミの圧縮機能がついています。これにより1/5程度まで圧縮する事が可能なので、実際のサイズよりも大量に入るでしょう。捨てる時にホコリが舞い散りにくいメリットもあります。

 

後は買うまで気づきにくいのですが本体の置き方について。ダイソンは壁掛けブランケットを壁面にネジで固定し引っ掛ける方法なので、模様替えを考えると穴を開けたくないとか、特に賃貸物件では穴を開けれないとか意外と困る部分なのですが、このVC-CL1200はスタンドが付属しています。

VC-CL1200stand

 

また、バッテリーについて特筆すべきなのがその寿命です。この機種は電池交換無しで約2,000回充電が可能とされているので、これならたとえ毎日使ったとしても5年少々持ちます。一般的に掃除機の寿命は7年と言われているので、ほとんどの方は交換無しで最後までいけるのではないでしょうか?

他メーカーはバッテリー寿命に関して非公表ですが、おおよそ500回程度でヘタってくるという話はよく耳にします、つまり壊れるまでに3,4回は買い替える計算でしょうか。大体5,000円~8,000円程度はしてしまう上、自分で変えられない機種は工場に送ったりと非常に手間。長寿命はさり気なく有り難い部分ですね。本体代がコレよりも1万安い機種を買うより、実は長期的コストで考えるとずっとお得

連続稼働時間自体は20分と普通ですが、強運転時は6分と他社より少し短めになります。ただ、この機種はヘッドを上げると止まる節電機能や、掃除している部分の目には見えないゴミが取れたかどうかを判別してくれるゴミセンサーが搭載されている為、常に強運転をする場面はあまり無いでしょう。

 

 

アタッチメント類が豊富なのも良い部分です。VC-CL1200には布団用ブラシ・洋服用ブラシ・アタッチメント用ホース・アタッチメント収納バッグが付属している為、特に他のものを買い足す必要がありません。

意外と便利なのがアタッチメント用ホースで、これがあれば本体を無理に持ち上げて細かい部分に近づけなくて良いですし、新開発の布団用ブラシは従来品よりも大幅に効率アップしています。

特にそれらが必要ないよ、という方はVC-CL200で良いでしょう、本体性能は全く一緒です、色は違いますが。

 

東芝 VC-CL1200、VC-CL200はこんな人にオススメ!

  • ダイソンはさすがに高いけど、ちゃんと吸うコードレス掃除機が欲しい人。
  • 小型・軽量の掃除機が欲しい人。
  • コードレスタイプでコストパフォーマンスの良いものが欲しい人。

色展開はグランレッド(-R)、グランホワイト(-W)の2色、アタッチメントが豊富なモデル。

 

色展開はダークメタリック(-H)、グリーン(-G)の2色、アタッチメントは最低限のモデル。

 



 

さて、異常に記事が長くなってしまいましたが、これでも本当に選ぶ際に知っておくべきの最低限だけ書いたつもりです。

やはり買ってみてコレじゃなかったという結果で終わるよりは、それなりの年数付き合う家電でしょうし、満足のいく買い物になればいいなーと思っています。

 

家電選びで大事なのは、利用環境・ニーズに合っている事がまず1つ。そしてその中で如何にコストパフォーマンスが良い機種を選ぶかだと私は考えています。例えいくら安くても全く吸わない掃除機はただの粗大ごみですし、逆にどれだけ性能が良くても5年少々という寿命を考えると10万越えはさすがにもったいないと考えてしまいます。

 

ここで挙げた機種は買っても特に後悔がないであろう、全般的に優秀な機種に絞って紹介しましたが、少し方向性が違う便利な機種もまだいくつかあります。

逆に、なぜコレはダメなのか?コレと比較してどうなのか?など、更に具体的な機種説明は別記事でまとめていきますので、選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか?

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