【空気清浄機】パナソニック製品の特徴、おすすめポイント!
2017/05/11
パナソニック製空気清浄機の特徴を紹介しているページです。
パナソニック機種のフィルターと、その集塵性能は?
まず肝心なこの部分、ホコリを取る為のフィルターはシャープ・ダイキン同様に「静電HEPAフィルター」を用いています。10年間交換不要な高性能フィルターですね。
HEPAフィルターの欠点としてはどうしても年数経過による目詰りが起こりやすい事です、これを避ける為の機能がダイキンの電気集塵方式ですね。
一方、ニオイを取るためのフィルターは「スーパーナノテク脱臭フィルター」となります。
さほど気にする必要はないかもしれませんが、シャープやダイキンと異なり有毒ガスには未対応となります、道路沿い住まいの方などは注意でしょうか。
パナソニックのウリは気流制御にあり
上記のようにフィルター部分はほぼ各社差がありませんが、パナソニックの特徴は気流制御にあります。
例えばニオイを検知すると溜まりやすい上部に向かって気流を送り、逆に花粉を検知したら下部に気流を送る事で、それぞれを吸い込みやすくする仕組みです。
センサーの精度も高い為、そのセンサーと連動して気流を自動で制御、それによって効率的に集塵を行う事が出来るようになっています、これがウリですね。
また、上位機種になれば風量も強い為、気流制御と併せて集塵効率はかなり良い部類です。
上位機種になるとこの気流制御と、風量を活かして「花粉撃退モード」が搭載されます。
これは文字通り花粉に効果的な気流を発生させる機能です、花粉に悩まされている方にはとてもおすすめです。
パナソニックのイオン、すなわちナノイー
もはや当たり前にイオンがついてくるようになりました。
いわゆるシャープのプラズマクラスターと同じポジションで、マイナスイオンの強いヤツだと考えて下さい。
プラズマクラスターよりもナノイーはどちらかといえば美容系(髪の保湿とか)に強いと謳われており、その方面で多く売り出してますね。
空気清浄機の効果で考えると、気持ち程度脱臭に効果があると考えれば良いかと。
パナソニックの手入れは楽チン
集塵フィルター部分の手入れは前面パネルを外して取り出し、掃除機で吸う程度なので、さほど手間ではありません。
つけたまま吸えるシャープよりは少し手間かな、程度でしょうか。
加湿器部分は他社と同じように1ヶ月に1度の手入れは必要です。
これをサボるとカビ臭がするようになってくるので忘れずにやりましょう。
しかしながら、その一番手間のかかる加湿器部分の手入れがパナソニックの場合非常に楽な作りになっています。
まず加湿フィルターのカビを抑制する「防カビユニット」が搭載されるようになりました。
これは今までダイキンが強かった部分ですが、大幅に改善された形ですね。
そして何より、加湿フィルター自体が独自の「フュージョン」素材を用いている為、洋服のように押し洗いが出来るようになってます。
こんな感じ↓
他社はシャープが押し洗いダイキンが漬け置き洗いですので、それに比べると簡単に汚れを落とす事が出来ますので、非常に楽です。
一応注意としては、上位機種以外は水タンク容量が他社に比べて小さいので入れ替えの頻度は高くなります。 こいつとか→F-VXL55(2.3L)
ただ、加湿タンクは側面から簡単に取り出せるようになっており、水の入れ替え自体は楽な部類です。
なお、F-VXL70(3.2L),F-VXL90(4.0L)までいくとかなり水タンクが大きくなるので、更に手間いらずになります。
パナソニック製空気清浄機、特徴まとめ
気流制御がスゴイ
より効率よく集塵が可能になっています。
特に花粉撃退モードは人によって非常にありがたい、これがついているのは上位2機種(F-VXL70,F-VXL90)
また、前面吸気の為シャープの背面吸気と違い、設置場所にそこまでシビアではないのも◎
デザインがイイ
今モデルから更に洗練されましたね。
加湿器部分が優秀
手入れの楽さはパナソニック大勝利といったところ。
デメリットは?
下位モデルはニオイセンサーやひとセンサーがついていなかったり、風量も並み程度で「花粉撃退モード」が使えなかったり、水タンク容量が他社比で小さい等、そこまでメーカーの特徴が活かせない。
また、集塵効率は良くてもフィルター性能自体はごく一般のHEPAフィルターなので、ダイキンの電気集塵方式と比べると目詰まりによる風量低下は影響が出ます。
可能であれば適応畳数に余裕がある機種がおすすめ。
と、こんなところでしょうか。
やはり下位モデルだとパナソニックの特徴を十全に発揮できない為、上位モデルを選ぶ時こそ真価を発揮するメーカー(上位モデルはデザインも良いですし)
F-VXL90などは基本性能も高く、加湿部分も清潔で、その交換や手入れ自体も非常に楽といいことづくしなので、予算さえ許せば迷わずおすすめ。
いかがでしたか?
まだ読んでなければ、こちらもおすすめです。
パナソニック製品全機種比較レビュー
シャープ・パナソニック・ダイキン比較、予算別おすすめはコレ!