「カジノのシステムベットとは?」
「ルーレットのフラットベットのメリットやデメリットが知りたい。」
「オンラインカジノでよく使われるシステムベッティングの方法について知りたい。」
この様な疑問をお持ちの方のために、本記事では、カジノのシステムベットとは何であるのかや、ルーレットのフラットベットのメリットやデメリット、オンラインカジノでよく使われるシステムベッティングの方法などについて詳しく解説します。
カジノのシステムベットとは?
カジノのシステムベットとは、ギャンブルにおける戦略的な賭け方です。ベッティング戦略やマネーマネジメントとも呼ばれ、ギャンブルだけでなく投資の世界でも使われています。
カジノのシステムベットは、バカラやルーレットなどのテーブルゲームでよく使われます。また、カジノのシステムベットは、闇雲にベットするよりも資金を増やす可能性が高く、特にオンラインカジノを長くプレイしている方におすすめです。
システムベットには、攻撃的なシステムベット、バランス型のシステムベット、保守的なシステムベット等など様々な種類があり、自分の性格や戦略に合ったものを選ぶことが大切です。また、資金管理をしながらシステムベットで勝負することも非常に重要です。
ここでは、システムベットの使い方について、以下の項目を中心に簡単に説明します。また、どのような種類のベットがあるのか?などを詳しく解説します。
カジノのシステムベットとは、一定のルールに従ってベット額を上下させる戦略です。
システムベットでは、負けた場合と勝った場合の結果によってベット額が変わります。一方で、フラットベットは、勝ち負けに関係なく最初のベットと同じ金額をベットし続けます。
何世紀にもわたって多くのシステムベットが考案され、オンラインカジノだけでも数十種類あります。
ちなみに、上で紹介したシステムベットは、負けたらベット額が倍になる「マーチンゲール法」で、18世紀に南フランスのマルティグ地方で流行したコイン投げが起源と言われています。
オンラインカジノでは稼ぎやすいという理由でスロットが人気ですが、スロットにはシステムベットは存在しません。
スロットのプレイヤーは、ベット額を決めてボタンを押すだけなので、RTP(還元率)を見るか、ベット額を増やして的中させるかしか戦略がありません。
システムベットはテーブルゲーム(主にルーレット、バカラ、ブラックジャック)でも使用でき、勝率が2倍、3倍になります。
ギャンブルは資金管理がすべてである
システムベットを考えるとき、まず最も重要なのは資金管理です。資金管理とは文字通り、持っているお金をどのように管理するかということです。例えば、手元に1,000万円あれば、1,000万円を賭けることができます。
仮に手元に1万円あって、1回の賭けに5000円使うとします。1回の賭けに50%ずつ賭けたとすると、2回続けて負けたら全財産を失うことになります。
仮に勝ったとしても、バカラのように勝率50%のギャンブルでは、1回で50%、2回連続で25%、3回連続で12.5%、4回連続で6.25%と、連勝する確率は当然低くなります。なお、10連勝する確率は0.097%です。
したがって、限られた資金を安定的に増やすためには、資金管理が非常に重要です。
資金を上手に運用するためには、システムベットを駆使し、資金とベット額の比率を適切に設定して、戦略的にベットすることが必要です。
フラットベットのメリット
フラットベットは、ベット額が基本的に変わらないため、誰でも簡単に楽しめるベット方法です。
また、システムベットのような知識も必要なく、定額を賭けるので残高が大きく変わることもありません。計算を必要としない賭け方なので、純粋にルーレットを楽しむことができます。
何より、資金の変動が少ないため、精神的な動揺が大きくなりにくく、ストレスの少ない賭け方です。
また、システムベットを覚える前に、フラットベットでルーレットのゲームの流れや、ベットする場所を理解しておくと便利です。
フラットベットのデメリット
フラットベットは、システムベットに比べて資金の増減が穏やかなため、短期間で大きな利益を得ることはできません。また、ゲームの流れが単調なため、還元率に左右されやすく、長い目で見ると確実に負けます。
ベットが単調なため、損切りのタイミングがつかみにくく、負けが続いて熱くなりすぎると、そのままプレイを続けざるを得なくなり、負けを取り返せなくなることもあります。
その他のテーブルゲームと同様に、やめどきを見極めることが大切です。
「ここまできたらやめよう」、「数回プレイしたらやめよう」など、プレイヤー自身が判断して、資金管理を徹底する必要があります。
フラットベットで単調なプレイを続けることは、デメリットもありますので、自分の状況をしっかり見極めて正しい判断をするようにしましょう。
オンラインカジノでよく使われるシステムベッティングの方法
オンラインカジノで使用されるシステムベッティングの方法は、大きく分けて以下の種類に分けられます。
- 勝率2分の1と配当2倍のゲームで使用するもの
- 勝率3分の1と配当3倍のゲームで使用するもの
- どのゲームでも使えるシステムベット法
システムベッティングには2種類あります。特定のゲームにのみ使用される方法もあります。ここでは、さまざまなシステムベッティング方法を紹介します。
勝率が2分の1のゲームで使用するシステムベッティング方法
主なシステムベット法
- コイントス法
- マーチンゲール法
- 3倍マーチンゲール法
- グランマーチンゲール法
- パーレー法(逆マーチンゲール法)
- グランパーレー法
- ピラミッド法(ダランベール法)
- ラブシェール戦法
- 31システム法(2連勝法)
- ウィナーズ投資法
- グッドマン法(1235法)
- 2in1法(ツーインワン法)
- イーストコーストプログレッション法
など。
システムベッティング法のほとんどは、2つのベッティングオプションが可能なゲームで使用するためのものです。ルーレットやブラックジャックのような古いゲームでも使えるため、システムベッティング法の数は多いです。
また、システムベッティングには派手な名前がついていますが、その仕組みを知れば、大したことのないものもあることがわかるでしょう。
ここでは、それぞれのシステムベッティングの方法を簡単に説明します。
コイントス法
表裏のあるコインを投げてキャッチします。どちらが上か?システムは単純にどちらが上かを判断します。こちらは完全に運任せなので、システムベッティング法とは言えません。しかし、コインを使うというルールに乗っ取っている限り、システムベッティングと呼べるのではないでしょうか?
しかしながら、正式名称が与えられている以上、システムベッティングに含まれると言えます。
マーチンゲール法
次に負けたときに、単純に賭け金を2倍にする方法です。何度も負けると、賭け金がどんどん増えていきます。
オンラインカジノはテーブルの上限が決まっているので、100兆円あっても無限に続けることはできません。しかしながら、10回も20回も続けて負けることはまずないので、いつかは必ず勝てる必勝法と言われています。
3倍マーチンゲール法
その名の通り、マーチンゲール法の3倍バージョンで、負けると賭け金が2倍になります。賭け金の増加幅が非常に大きいため、4連敗すると手持ちの資金があっという間になくなってしまいます。
賭け金は1ドルから始まり、1ドル、3ドル、9ドル、27ドル、81ドルと跳ね上がっていきます。
普通のプレイヤーなら、2~3回続けて負けたら、損切りすることを勧めるでしょう。
グランドマーチンゲール法
こちらは、グランドマーチンゲール法とも呼ばれるシステムベッティング法で、通常のマーチンゲール法と同様に、最初のベット額の2倍をベットします。
まず$1をベットして、負けた場合、次のベットは$1 x 2x + $1 = $3になります。負けた場合、次のベットは$3 x 2x + $1 = $7になります。
ベット額は常に最初のベット額の2倍です。ベット額は、3倍マーチンゲール法ほど急激には増えませんが、それでも加速度的に増えていきます。こちらの方法も、資金が十分でないといけません。
パーレー法(逆マーチンゲール法)
逆マーチンゲール法の別名で、勝ったときにベット額を倍にする方法です。利益が出たときだけベット額を増やすので、負けたときの損失は最初のベット額だけです。
いつまでも勝ち続けることはできないので、切り上げるタイミングを見極めることがポイントです。重要なのは、切り上げるタイミングを知ることです。
グランパーレー法
グランドマーチンゲール法の逆バージョンです。勝った場合、賭け金を2倍にして、さらに最初に賭けた金額をプラスします。
1ドルで始めて負けた場合、次に負けたら賭け金を2倍にして、最初に賭けた1ドルに3ドルを加えます。また負けたら、今度は賭け金を増やし、$3 x 2x + $1 = $7を賭けます。
ピラミッド法(ダランベール法)
まず賭け金額を決めて、勝てば決めた金額だけ賭け金を増やし、負ければ賭け金を減らすベッティングシステムです。
1ドルからスタートした場合、勝てば2ドル、また勝てば3ドルというようにベット額を増やしていきます。逆に、負けたらベット額を1ドル減らします。
こちらは、非常に安定したシステムベッティング方法であり、おすすめです。
ラブシェール戦法
最初に、勝ちたい目標金額を決めて、そちらを4~10分割して数字の羅列を作ります。100ドルの場合は、「10/20/20/20/20/10」などです。
そして、両端を足してベット額にして、勝ったら両端を消し、負けたら右端にベット額を足し、列がなくなるまで繰り返します。負けたら右端にベット額を足し、列がなくなるまでベット額を足し続けます。
31システム法(2連勝法)
「1/1/1/2/2/4/4/8/8」
こちらの数字の並びによって、ベット額をコントロールするシステムベット法です。負ければ右に1つ移動して、勝てば右に移動してベット額が倍になるポジションに移動します。
10ドルのベットからスタートし、勝てば「2」の位置に移動します。そして、ベット額を20ドルに設定します。
ウィナーズ投資法
1ドルのベットから始めて、2連敗から始めます。負けた金額をノートに記録するので、こちらの時点で「1/1」になります。
ここから、一番左のベット額の2倍をベットして、勝ったら左側のベット額を1つ減らし、負けたら右側のベット額を足し、すべての数字がなくなるまで繰り返します。すべての数字がなくなったら、利益が確定します。
グッドマン法(1235法)
1235メソッドの別名が示すように、勝つたびにベット額を1倍、2倍、3倍、5倍と増やしていきます。ベット額が5倍になっても、連勝が続く場合は、5倍でベットし続けます。連勝が止まったら、最初からやり直します。
2in1法(ツーインワン法)
数字の並びを見ながらベット額を調整するシステムベッティングです。決められたベット額の1倍をベットし、2連敗したらやり直します。
この時点でのベット額は「1/1」。次に、ベットラインの両端の数字を足してマルチプライヤーをベットします。
10ドル賭けた場合、1ドル+1=2倍の20ドルを賭けます。勝てば両端の数字を取り除き、負ければ右端の倍率(1/1/2)を加えます。
こちらは、数字の並びがなくなると配当が得られるシステムベッティング法です。
イーストコーストプログレッション法
2連勝からスタートします。3ラウンド目に、前の2ラウンドの利益に加算した額をベットします。そちらで勝った場合、システムは4ラウンド目に前のゲームの利益の半分をベットします。
まとめ
カジノのシステムベットとは何であるのかや、ルーレットのフラットベットのメリットやデメリット、オンラインカジノでよく使われるシステムベッティングの方法などについて解説しました。
ルーレットのフラットベットは、賭け方によっては非常に利益を上げることができます。しかし、条件がかなり限られているため、積極的に使うべきではありません。
一方で、システムベットはルーレットだけでなく、バカラやブラックジャックでも使えます。
フラットベットを使う場合は、安定した長期的なベットであることをあらかじめ理解しておきましょう。システムベットは一度使い方を覚えましたら、非常に強力なシステムなので、しっかり稼ぐためにも300ドルから500ドルは用意しておきましょう。